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○アルコールの分解経路
アルコール摂取⇒胃・小腸から吸収⇒アセトアルデヒドに分解⇒酢酸に分解*1⇒水、二酸化炭素に分解
○ お酒を飲みすぎるとどんな病気になるの?
毎日たくさんお酒を飲むことで、肝臓をこわしたり、生活習慣病の原因になります。
とくにこれからの時期は、花見などお酒を飲む機会が多くなるでしょう。
【過度の飲酒による肝障害】
- アルコール性肝炎:脂肪肝の状態が続き、大量の飲酒を繰り返すことにより肝細胞が炎症を起こしている状態です。
- 肝硬変:アルコール性肝炎の状態で飲酒を続けると早い人で5年程度で肝硬変になることがあります。
- 肝がん:肝硬変から症状が進んで発症することがあります。
肝機能が気になる方は定期検診を受けることをおすすめします。
γ−GTPの数値は、お酒を飲みすぎると上がり、止めると下がります。
*1:肝臓
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カルシウムは1日800mgを目標に!!
カルシウムは、食生活の中で唯一不足している栄養素です。
カルシウムの吸収には、ビタミンD、マグネシウムも必要です。
○ カルシウムの多い食品
牛乳・乳製品・・・牛乳・チーズ・ヨーグルトなど
大豆・豆製品・・・豆腐・厚揚げ・納豆など
小魚・海藻・・・・・わかさぎ・いわし・ひじきなど
野菜・・・・・小松菜・春菊・チンゲンサイなど
【カルシウムの目安】()内はカルシウム量
牛乳1杯(200mg) 豆腐半丁(180mg) チーズ6mg厚2切れ(190mg) 納豆1パック(50mg)
わかさぎ4尾(180mg) 小松菜1鉢(140mg) ひじき1鉢(140mg) 春菊(100mg)
○ ビタミンDの多い食品
きくらげ・しいたけ・卵・いわし・うなぎなど。
ビタミンD:腸からのカルシウムの吸収を助ける。
○ マグネシウムの多い食品
にがり・ひじき・ほうれん草・糸引き納豆・さつまいも・鯛・まぐとの赤身など。
マグネシウム:骨からのカルシウムが吸収される時にマグネシウムも吸収されます。
おすすめドリンク
きなこ牛乳:きなこは大豆食品でイソフラボンという女性ホルモンと似た作用を示すので高齢の方、閉経後の方にとても良い食品です。牛乳も一緒にとれるので一石二鳥です!!
是非、試してみて下さい。