○アルコールの分解経路

アルコール摂取⇒胃・小腸から吸収⇒アセトアルデヒドに分解⇒酢酸に分解*1⇒水、二酸化炭素に分解

○ お酒を飲みすぎるとどんな病気になるの?
  毎日たくさんお酒を飲むことで、肝臓をこわしたり、生活習慣病の原因になります。
   とくにこれからの時期は、花見などお酒を飲む機会が多くなるでしょう。

【過度の飲酒による肝障害】

  • 脂肪肝:肝細胞内に中性脂肪がたまり、肝臓がはれて大きくなった状態です。
  • アルコール性肝炎:脂肪肝の状態が続き、大量の飲酒を繰り返すことにより肝細胞が炎症を起こしている状態です。
  • 肝硬変:アルコール性肝炎の状態で飲酒を続けると早い人で5年程度で肝硬変になることがあります。
  • 肝がん:肝硬変から症状が進んで発症することがあります。

肝機能が気になる方は定期検診を受けることをおすすめします。
γ−GTPの数値は、お酒を飲みすぎると上がり、止めると下がります。

*1:肝臓