◎水虫の正体は何???
水虫とは、足の裏、足の指の間、爪、手のひらにカビが寄生して起こる病気です。
皮膚のいちばん外側の角質層に寄生するカビに「皮膚糸状菌」と呼ばれる種類があります。
その代表の「白癬菌」が、水虫の正体です。
頭部の白癬菌:しらくも    背中・胸など:ぜにむし
陰部:いんきんたむし    爪:爪水虫

水虫はどこにいるの???
皮膚は大きく分けて、表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)の3つの部分から出来ています。これらは、細胞分裂をくり返し、常に新しい細胞に置き換えられています。
なかでも水虫が住みつく「角質層」は皮膚のいちばん外側にあり、表皮のいちばん下で作られた細胞が外側へ押し上げられたものです。
全く症状がなく、皮がむけているだけや、かゆみのないところ、皮が厚くなってまた、爪も白癬菌に感染します。